廃棄物処理に価値を見いだす、元マッキンゼーの敏腕経営者 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

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残飯からガスまですべてのゴミを利益に変える。 →廃棄物処理に価値を見いだす、元マッキンゼーの敏腕経営者

ゴミは、場所によってはすでに高さ約150mにまで積み上がっているが、欲望の街ラスベガスから出るゴミを今後数百年にわたり埋め続けてもまだ十分な余裕があるという。廃棄場のオーナーである廃棄物業界大手リパブリック・サービスは、ラスベガス全域からのゴミとリサイクルゴミの収集について15年間の独占契約を結んでいる。リパブリックは、ホテルやカジノから出る残飯一日約28tをエイペックスゴミ廃棄場に隣接する工場に搬入する。加熱して出来上がった黄褐色のシチューは、3500頭のブタの飼料となり、ほかの有機物の腐敗によって発生したメタンガスは、分離して工業用に割増価格で販売している。

採掘会社は山から石を掘り出し、粉砕して有料で廃棄しに来る。一日にトラック150台分に上るその石は、リパブリックによって生ゴミの廃棄場所を確保するために運び出され、コンクリートに混ぜられてラスベガスの街の歩道に生まれ変わる。米アリゾナ州フェニックスに本社を置くリパブリックは、198の廃棄場、71のリサイクルセンターを展開し、41州でゴミ収集を行っている。ゴミの量は、20年にはパンデミックで激減したが、21年は回復し、売り上げ113億ドル、純利益は17%増の13億ドルとなった。S&P 500が21年の高値から18%下落したが、同社の株価は10%安の131ドル前後で推移している。 バンダー・アークに秘策があるとすれば、ゴミは資産であり、プレミア価格がついて当然だという考えを全面的に信奉していることにある。「ゴミには、我々が考えているよりもはるかに大きな価値があります」(バンダー・アーク)

 

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