埼玉県川口市は、市内に生息する412種の生き物の写真を掲載した「川口いきもの図鑑」を初めて作成した。同市は東京都に隣接しながらも、荒川河川沿いなどに多くの自然が残り多様な生態系が築かれている。図鑑には国内初の定着が確認された中国原産のセミも掲載。川口市は中国系住民が多いことで知られているが、セミの定着に影響しているのだろうか。図鑑は、市の生態系調査と、市民参加型「川口いきもの調査」で市民が撮影した生物の写真などを掲載し名称と特徴を説明している。身近で見られる生き物を紹介することで子供たちが自然環境や生命を大切にする心を育むとして企画した。昆虫の掲載数が253種と多いのが特徴だ。埼玉県生物多様性センターによると、絶滅のおそれのある生物に関する保全状況などを記載した埼玉県レッドデータブックの2018年度版で、県内の全生物1万2375種のなかで、昆虫は1万1006種。担当者は「埼玉県は比較的昆虫の種類が多いのが特徴」と指摘する。川口いきもの図鑑の中では、平成30年に国内初の定着確認された中国(浙江省以南)が生息地のタケオオツクツクの存在が興味深い。日本のツクツクボウシのように「オーシンツクツ
図鑑の巻頭に寄せ書きし昆虫好きを公言している同市の奥ノ木信夫市長は「生物多様性の保全や回復が現代の地球規模の重要課題。(そのためには)生き物に興味を持ちいたわる気持ちを持つことが大切です」と市民に呼び掛ける。(昌林龍一)
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