巨人のドラフト1位ルーキー、浅野翔吾外野手(18=高松商)は広島戦(マツダ)に代打として途中出場。2打数無安打に終わり、高卒新人プロ1号から2試合連続アーチという球団初の快挙を逃した。3―6で迎えた9回には2死走者なしの場面で第2打席に入ったが、相手2番手右腕・栗林の外角フォークにバットを振らされ、空振り三振。この試合最後の打者となっている。
浅野は「7番・右翼」で先発出場した前日18日のカード初戦で0―3で迎えた5回の第2打席に相手先発左腕・森の2球目、内角低めカットボールを叩いてプロ1号2ラン。フルスイングではなく軽やかなスイングで左翼スタンド後方の防球ネットまで運ぶ特大弾とし、先輩たちから頭をなでなでされ祝福されていた。 なお、高卒新人がプロ1号から2試合連続で本塁打していれば球団初。セ・リーグではDeNA・細川成也(現中日)が2017年10月3、4日の中日戦(横浜)で3ラン&ソロを放って以来6年ぶりで、西武・森友哉(現オリックス)が14年8月14日オリックス戦(西武D)、15日と16日の日本ハム戦(西武D)でマークした3戦連発も合わせてプロ野球史上3人目の快挙となるところだった。
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