12月18日17時前、ジャカルタ―バンドン高速鉄道の建設工事現場で、機関車の後押しにより回送中だった軌道敷設用の機材(連続軌道敷設機材、TML)が線路終端部分を突破、冒進して掘割ののり面に衝突し大破した。当時、この機材に乗車していたと思われる中国人作業員のうち2人が死亡、5人が重軽傷を負った。高速鉄道とLRTジャボデベックは共に国費を投入しないPPP事業として着工した、ジョコ・ウィドド大統領肝いりのプロジェクトだが、どちらも2019年開業という当初目標から大幅に遅れている。予算が膨れ上がり、やむなく国費を投入、それでもなお資金が不足しているという点も両プロジェクトは共通している。大統領の任期満了も迫る中、関係者には「2023年開業厳守」という圧力が政府からかかり続けており、その歪みが再び露呈したといえる。
筆者は事故当日の昼過ぎまでバンドンに滞在し、工事現場の視察をしていた。事故発生の一報を知り、まさか数時間前まで見ていた現場のすぐ近くでこんな事故が起こるとは、いったい何があったのか理解が追い付かなかった。明らかに作業手順が従来とは異なっていたからである。事故当時、線路上を走行していたのは中国から輸入した中古のDF4B型機関車7553号機とTMLの2両で、DF4B型がTMLを推進運転(機関車が後押しして走行)していた。詳細は後述するが、これは通常では見られない運行形態であり、しかも線路の終端から約100mもバラスト(敷石)の上を「暴走」してのり面に衝突したのだ。
発展途上国はしょせんはこの程度ということです。
中共は、自国の新幹線事故を全く報道しないが それだけに、かなりの事故が起きている気がしてならない
安かろう悪かろう。そして詐欺に気付くが、契約書サイン済み、時すでに遅し。
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