#開幕を待つファンへ。日刊スポーツ評論家の宮本慎也氏(49)と和田一浩氏(47)が“打撃の感覚”を語り合う、ぶっちゃけトークの後編は右投げ右打ちと、右投げ左打ちに焦点を当てます。キーワードは“後ろの手”。ベテラン遊軍・小島信行記者が加わっての深いクロストーク。今回も、指導者の方必見の内容です!小島記者 すみません。マニアックすぎてニーズがあるか心配だったし、限りがある行数に合わせると、中途半端で意味が分からなくなってしまうんで…。和田 若い時、考えてやっていなかったから…。考えてやっていれば、もっと打てたって後悔してるんです。ただバットを振っているだけだった(笑い)。宮本 俺なんか、必死にやり続けて、やっとプロに入れたって感じ。でも小さい時からもっと正しく教えてくれる人がいたら、もっと打てたかな、って思う。今の知識で、もう1度現役をやりたかったなぁ。多分、もっとホームランは増えてたよ。小島...
和田 僕は20代後半に「このままじゃクビだ」と焦り始めてから考えるようになった。でも、最初はどうやって練習していいかすら分からない。わらにもすがりたいって気持ち。その時は金森(栄治)さんが打撃コーチで教えてくれた。それがなかったら、今の僕はなかった。小島 そんなキッパリ言われたら、話が終わっちゃうじゃないですか! 前回までの話を総合すると、まずは力をつけないと、正しいスイングもできないし、強い打球は打てない。強い打球を打つためにはバットのヘッドを内側から出す。バットを内側から出すスイングは打ち損じた打球がフライになりやすい。でも、フライを恐れずに長打狙いで打つ。それが“フライボール革命”。日本のアマチュアの指導者は「ゴロを打て」が主流だから、バットが外側から入りやすくなる。そこを考えて、自分に合ったスイングを見つけなさい。こんな流れですよね?和田...
小島 でも日本のいい打者には右投げ左打ちが多くないですか? 高校や大学の全日本のメンバー選考でも、候補者選びの段階で名前が挙がってくるのは左打ちが多い。だから例年、右打者選びに苦労しています。小中学生の比率で考えれば、圧倒的に右投げ右打ちが多いのに…。比率的に考えるとおかしいですよね。 宮本 右打者でそのタイプは、めちゃめちゃ多いよな。逆に右投げ左打ちは、前の腕が利き手だから、ゴロを打てと指導されても、それほどヘッドが外側から出ない。左打ちで右腕1本で振ってみると分かると思うけど、ヘッドが後ろに落ちるみたいに使うから悪影響は受けにくい。日本球界は「ゴロ打て文化」が強いから、右投げ右打ちより、右投げ左打ちが上のレベルまで生き残っていく確率が上がるんだと思う。
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