いつものように仮説を立てて、そのデータ的な裏付けをとる作業を始めたわけではない。偶然といえば、偶然。大谷翔平(ドジャース)について別のことを検証していたところ、面白い現象が浮かび上がった。大谷はその試合で5打数2安打だったが、凡退した3打席はいずれも走者を得点圏に置いていた。前日までの得点圏打率は16打数1安打で0割6分3厘。開幕戦以来、タイムリーがなかった。今季の大谷のケースに限って言えば、単純にサンプルが少ない。また、ある年は得点圏打率が3割を超えていても、その継続は容易ではない。打席数を重ねれば、結局は実力相応の数字しか残らない。様々な考え方を紹介すればきりがないが、ざっくりまとめれば、そういう結論になる。ドジャースのロバーツ監督(右)は暗に大谷がボール球を振らされていると指摘した(写真は19日)=共同19日、MLBネットワークのラジオ番組に出演した監督は、「投手はピンチになれば際どいところに投げる。打者はストライクゾーンを広げる傾向がある。相手は翔平の積極的な性格を知っているので、それを利用しようとする」と、暗に大谷がボール球を振らされていると指摘した。「もう少し耐えれば、相手
かつてこんなことがあった。2004年4月、イチロー(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)は、開幕から低迷した。その頃の相手もイチローの積極性を利用し、「初球はボールくさい球」がセオリーになっていた。チームは「それを振る必要はない。見逃せば1ボールから打席が始まるのと同じ」というロジックでイチローを説得した。つまり、「初球は振るな」と。もちろん、イチローも納得した上で受け入れている。「つまり、1ストライクと追い込まれてからでも、十分対応できる投手っていうのはいますから。その人たちに対して、1球目から……もちろんチャンスもあるんだけど、そこでリスクを冒す必要性というのはだんだん少なくなってきたんですよ、僕の中では」しかし、初球を打つなという足かせは、マイナスの方が大きかった。4月の打率が.255、出塁率.
様々な思いを巡らせながら見つめていると、大谷は左腕のショーン・マナイアが投じたスライダーをフルスイング。結果は空振りだったが、初球には制限がかかっていないことがわかった。ストライクだったとはいえ、さすがに昨日の今日。なにか言われていたら、大谷でも自重するのではないか。ドジャースもそこまで踏み込まなかったということだろう。翌20日、3点を追う六回1死満塁の場面で大谷は、内角のカットボールを振って三振を喫した。見逃せば明らかなボールで、大谷も「あそこは、テイクする(見逃す)のがベストな反応だった」と口にしている。「せめてファウルっていうのが理想」・得点圏 28.
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