ったヤンキースのA・ジャッジ外野手(30)が30票中、28票の1位票を集めて初受賞。初めてダブル規定や、ダブル2ケタの偉業を達成し、二刀流としての進化を見せた22年をMLB担当・安藤宏太記者が「見た」。
晴れやかな表情だった。大谷は、グレーのジャケット姿でMLBネットワークの生放送にオンラインで出演。62発を放つなど2冠王に輝いたジャッジに1位票で2―28と完敗し「また打ったなと、楽しませてもらった人間の一人」とたたえた。大谷に1位票を入れたのは、エンゼルスの番記者2人だけだったが「ここ(MVP最終候補)に呼ばれたことも光栄なことですし、来年以降も数多く来られるように頑張りたい」と前を向いた。 昨季は9勝&46本塁打でMVP。本塁打王を争いながら、渡米後4年目で初めてシーズンを通して二刀流を貫いた活躍は、米球界に衝撃を与えた。今季は初めて規定投球回&規定打席をダブルクリアし、ベーブ・ルース以来104年ぶりの2ケタ勝利&2ケタ本塁打となる15勝&34発。マークが厳しくなった中での成績に大谷自身も「去年はバッターの方が良かったですけど、今年はピッチャーの年だった。個人的にはとてもいいシーズンだった」と、昨季以上の充実感があることを、何度も口にしてきた。
たしかな進化も見せた。投手としてはこれまでの直球、スプリットを軸にした投球を、スライダー中心の組み立てにし、シーズン途中からはツーシームも加えた。打者としても本塁打数こそ減ったが、課題であった確実性をアップさせ、打率を昨季から1分6厘上げ、2割7分3厘とした。チームが低迷する中でも投げて、打ってを止めることはなかった。MVPを逃したことは、ジャッジが歴史的な活躍をしたことで相手が悪かったこともあるが、二刀流の衝撃がいい意味で認められて驚きが薄れたともいえるだろう。 21年からホップ、ステップしてきた大谷にとって来年23年は、“ジャンプ”を狙うシーズンになる。これまで手にしていない本塁打王や最多勝などのタイトル獲得、初のプレーオフ進出など期待は膨らむばかり。開幕前の来年3月に行われるWBCには侍ジャパンの一員で出場する考えを表明し「日本でプレーできるのは久々なので、より多くの人に楽しんでもらえるように一生懸命プレーしたいなと思っています」。大谷の「ショータイム」はまだまだ続いていく。
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