大型で非常に強い台風14号「コイヌ」は、きょう3日午前9時現在、石垣島や宮古島など先島諸島を風速15メートル以上の強風域に巻き込みながら、沖縄の南を西北西へ進んでいます。きのう2日12時に「大型で強い」となり、きょう3日0時に「大型で非常に強い」勢力に発達しました。
台風の勢力は最大風速できまり、「非常に強い」勢力とは強い方から2番目のレベルです。また、台風の大きさは風速15メートル以上の強風域の半径で決まり、「大型」は500キロ以上と本州がすっぽりと入る大きさです。台風14号の影響で、沖縄地方の沿岸海域ではうねりを伴いしけており、先島諸島ではきょう3日から次第に大しけとなる見込みです。先島諸島ではうねりを伴った高波に警戒が必要です。また、八重山地方では、きょう3日夜のはじめ頃~夜遅くに予想される最高潮位は1.3メートルで、高潮に注意が必要です。 先島諸島では、北または北東の風が強く吹いています。台風14号の接近に伴い、あす4日にかけて北東または東の風が非常に強く吹く見込みです。あす4日に予想される最大瞬間風速は35メートルと、看板が落下・飛散したり、道路の標識が傾くような暴風となるおそれがあります。台風の進路によっては、石垣島地方や与那国島地方など八重山地方では暴風警報が発表される可能性があるため、きょう3日日中の内に、台風対策をお願いします。台風の暴風が怖いのは、いざ暴風になると、身動きが取れなくなるということです。そこで、暴風に対して、事前に3つの点について、確認したり、備えたりしておく必要があります。2つめは、屋外に置かれている、飛ばされやすいものは、しっかり固定するか、室内にしまうなどの対策をしましょう。商店などでは、看板が飛ばされたり、自動販売機が倒れたりしないか、確認してください。
3つめは、暴風で飛ばされてきたもので、窓ガラスが割れないよう、窓は鍵をかけ、雨戸があれば閉めましょう。窓ガラスにガムテープを貼ると、風圧に耐えられるようになります。もしガラスが割れても、破片が飛び散るのを防ぐために、カーテンも閉めておいてください。2つめは、大潮の時期や満潮時刻を確認しておきましょう。台風による高波や高潮が、満潮時刻と重なると、海岸周辺の道路の冠水や浸水など、被害が大きくなる恐れがあります。 3つめは、安全に行動できるうちに、避難しましょう。波しぶきが護岸設備を越えて、海沿いの道路に押し寄せると、冠水して通行が危険になる恐れがあります。通行止めや速度規制などの交通情報は、こまめに確認して、早めに避難してください。
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