地域の貨物輸送で活躍「今はなき」ミニ私鉄の軌跡

  • 📰 Toyokeizai
  • ⏱ Reading Time:
  • 18 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 10%
  • Publisher: 63%

日本 見出し ニュース

日本 最新ニュース,日本 見出し

【地域の貨物輸送で活躍「今はなき」ミニ私鉄の軌跡】 葉タバコを運んだ汽車や現在のJR線など3路線 東洋経済オンライン

明治の終わりから昭和の初めにかけて、神奈川県西部の現在の二宮町と秦野市を結ぶ小さな鉄道が走っていた。すでに廃線から80年以上が経過し、鉄道の遺構はほとんど残っていないものの、地元では今なお「けいべん」と呼ばれ愛されている。

1887年、東海道線が国府津まで延伸され、1902年には二宮駅が開設された。当時、二宮の後背地である秦野は、県西北部の生産物の集積地として繁栄し、江戸時代以来の葉タバコの名産地として知られていた。葉タバコとは、キセルで吸う「刻みたばこ」の原料である。秦野の耕作地は江戸時代の宝永年間の富士山大噴火によって火山灰を被ったために、やせた土地になり、これに適した作物として葉タバコが盛んに栽培されるようになったのだ。 馬車や荷車では、こうした秦野の物産品を運搬する能力に限界があり、輸送路も、秦野から二宮(約8km)よりも距離の長い、秦野から東海道線平塚駅(約14km)への道が主に使われていた。そこで、地元の有志が中心となり、秦野から二宮駅までを結ぶ馬車鉄道が敷設された。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 47. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

ジャガイモ10kgを3カ月も放置→衝撃の姿に変貌「うわああ」「怖すぎる」 第一発見者は「耳をつんざく悲鳴」 - トピックス|Infoseekニュースしばらく使っていなかったジャガイモから芽が…というのは、誰もが見たことのある光景。では、この“しばらく”が3カ月だ【トピックス】
ソース: Infoseeknews - 🏆 10. / 68 続きを読む »

ジャガイモ3カ月放置 衝撃の姿にしばらく使っていなかったジャガイモから芽が…というのは、誰もが見たことのある光景。では、この“しばらく”が3カ月だったら…。誤って長期間放置してしまったジャガイモの...
ソース: goonewsedit - 🏆 40. / 63 続きを読む »

近代日本支えた「鉄道貨物の拠点」隅田川と南千住昨年2022年は日本の鉄道開業150年にあたり、各地で祝賀イベントが開催された。日本初の鉄道は新橋(後の汐留)駅―横浜(現・桜木町)駅間で運行を開始したが、その役割は旅客よりも貨物に主眼が置かれていた。そ…
ソース: Toyokeizai - 🏆 47. / 63 続きを読む »

横浜を走る「高島線」、港の発展支えた貨物ルート2022年は、日本の「鉄道開業150年」ということで、さまざまなキャンペーンが行われるなど大いに盛り上がった。この「鉄道開業150年」というのは、新橋―横浜(現・桜木町)間で旅客列車の運行が開始されてから150…
ソース: Toyokeizai - 🏆 47. / 63 続きを読む »