福島県内で台風19号で死亡した30人の状況をNHKが取材したところ、半数近い14人が車の中や屋外にいたほか、住宅の1階にとどまって死亡した人が14人に上っていたことがわかりました。災害時に差し迫る危険をどう把握し、安全を確保するかが課題となっています。死亡した30人の状況をNHKが取材したところ、車の中を含め、屋外にいた人が14人、自宅の1階にいた人が14人、消防や家族の救助中が2人でした。
屋外にいた人のうち、南相馬市の25歳の職員は、避難者の対応などにあたったあと、大雨特別警報が出されていた未明に帰宅して、車が水につかって亡くなり、川俣町の75歳の男性も、大雨特別警報が出る中、新聞配達の営業所に向かう途中、飯舘村の道路で車が水没し、亡くなりました。深夜以降に起きた川の氾濫などで、身の危険を感じた時には逃げることができず、巻き込まれたとみられます。 福島県内では、今月11日から13日にかけての総雨量が、各地で平年の10月1か月の2倍から3倍の雨量に達する記録的な大雨になりました。しかし、1時間あたりの雨量では50ミリ以上の非常に激しい雨を観測したのは1地点のみで、多くの地域では1時間に30ミリから20ミリほどの雨が降り続きました。福島県内で多くの人が屋外や自宅の1階で死亡したことについて、防災心理学が専門の兵庫県立大学の木村玲欧教授は、「台風や大雨のときには、雨がやんだあとに、それまでの雨によって川が氾濫したりする。揺れがあって避難を始める地震・津波とは異なり、体感だけで避難のタイミングを推し量るのは非常に困難だ」と指摘しています。
そのうえで、「雨や風が強くなくても、災害に警戒する情報が出されているときには外出を控えるほか、身を守る安全な行動をとってもらいたい。温暖化によって今回のような大雨が頻繁に起こることが予想され、地域の危険性をハザードマップなどで調べて、身の安全を確保するためにどうしたらいいのか考えるなど、今回の教訓をもとに、これからの台風や大雨に備える必要がある」と話しています。
ずっとニュースを見ていたが、福島県ではほとんど関東のことしか流れてなかった。情報が足りなすぎた。
「消防や家族の救助中が2人」… 🚁( ; ; )
避難してもしなくても一緒。。。
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