Goはグーグルが開発した言語で、並行処理が容易であり、大規模なサーバーサイド開発で採用が広がっている。クラウドインフラストラクチャ、マイクロサービス、分散システムの構築に適しており、こうした分野における需要の高さが、エンジニアの年収に反映された。
2位は「Kotlin」(1308万円)がランクイン。安全性やシンプルさが特徴であり、Androidのアプリ開発における公式言語となったことで需要が増加した。Web開発やサーバーサイドアプリケーションにも広がりを見せており、Javaとの互換性から、移行を考える企業も増えている。こうした需要の多様性がエンジニアの年収向上に直結している。3位は「Python」(1249万円)。汎用性が高く、Web開発だけでなく、データサイエンスや機械学習など、活用例が広がる。豊富なライブラリを有しており、学習がしやすい点も特徴だ。 4位は「TypeScript」(1235万円)、5位は「Swift」(1234万円)が続いた。6位以下は「Ruby」(1134万円)、「JavaScript」(1040万円)、「Flutter」(1024万円)、「Unity」(987万円)、「PHP」(973万円)となった。同社のサービスに掲載した求人案件で、単価と稼働時間から平均時給を計算し、1日8時間・月21日稼働として月収と年収を算出した。期間は2019年7月1日~24年1月2日で、対象案件数は2289件。
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