打ちなどのジムワークをこなした中谷は取材に応じた。次戦は未定だが、今夏にも予定されると言われており、日程を考慮して8日からスパーリングを再開したという。
2022年全日本バンタム級新人王の梅津奨利(三谷大和)相手に4ラウンドを行い「スイッチが入りました。実戦じゃないと使わない筋肉があるので、今日は筋肉痛です」と話した中谷。テーマは「パンチをもらわないというのを徹底する」そうで、「いい入りができました」と初日からイメージ通りに動けたという。 6日には、東京ドームに足を運び、4団体世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)統一王者・井上尚弥(大橋)がルイス・ネリ(メキシコ)に6回TKO勝ち、弟のWBA世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)が石田匠(井岡)に判定勝ちしてともに防衛する姿を目にし、元K―1世界王者・武居由樹(大橋)がジェーソン・モロニー(オーストラリア)に判定勝ちしてWBO世界同級王座奪取を記憶に残した。かつて対戦したWBA世界フライ級(50・8キロ以下)王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)も初防衛に成功したが「全体的に大きな刺激を受けました」という。「尚弥選手は初回にダウンしたことに惑わされず、自分の動きを徹底していた。さすがの実行力です。いいイメージをしての刺激をもらったので、それを自分のボクシングに落とし込んでいきたい」という。
WBCの中谷を始め、WBAは井上拓真、今月4日には西田凌佑(六島)がIBF王者、6日には武居がWBO王者となり、バンタム級は主要4団体の世界王者全てが日本人ボクサーとなった。井上尚弥が2022年に4団体王座を統一して以来、日本にバンタム級の4本のベルトが集まった。中谷は2月、アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)を破ってWBC王座を奪取して世界3階級制覇を決めた。現在、米国で最も権威のある専門メディア「THE RING(リングマガジン)」が選定するパウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級での最強ランキング)では2位の井上尚に続き、日本人同時ランク入りする10位に名を連ねている。 「バンタム級は全員が日本人チャンピオンで、しかも日本人になじみのある階級。その市場が日本にあるのは、より日本にフォーカスされる状況にあるということ。ファンの人たちにも楽しみにしてもらえる」と中谷。群雄割拠のバンタム戦線だけに、次戦で最強をアピールしたいところだ。
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