2月、アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)に6回TKO勝ちして、WBC新王者となった中谷。26日にはWBCのマウリシオ・スライマン会長から直接、緑のベルトを贈呈してもらったが、翌日には早朝から車で故郷の三重県に移動。母・府見子さんの実家で祖父母ら親戚に勝利報告をした後、県内にある亡き恩師の墓参りに向かった。
小学生の頃は空手に励んでいた中谷は中1から、三重・桑名市のKOZOジムで会長を務めていた元東洋太平洋スーパーバンタム級王者・石井広三さんにボクシングの手ほどきを受けたが、師匠は「世界王者になるんだぞ」と毎日のように言いながらミットで受けたという。「俺はWBCが好きだから、WBCのベルトを取れ。そして一緒にもらえるリングをくれ」と、恩師の思いを聞いていた中谷は「WBC王者になる」と紙に書いてボクシングに打ち込んだ。そして今回、中3の時、事故で34歳の若さで急逝した恩師との“約束”をついにかなえた。 スライマン会長から受け取った、貴重な4本のWBCのレプリカベルトを供えた中谷は「子供の頃に約束していたWBCのベルトを見せることができました。WBCのベルトは日本でもなじみの深いベルトで、チャンピオンとして認知してもらえる、目標の一つでした。約束を果たせました」と感慨深げ。この日は父・澄人さんの、日本料理人時代の師匠にも再会して祝福を受けたが「おじいちゃん、おばあちゃんや地元の方に喜んでもらえるのはうれしい。もっと頑張って強くならないといけないと思いました」と決意を新たにした。
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