中国の李尚福国防相は、シンガポールで開かれている「アジア安全保障会議」で講演し、台湾について、アメリカなどを強くけん制しました。一方、米中関係について「アメリカ側が誠意を示し、関係の安定を推進する必要がある」と述べ、アメリカ側に譲歩を求めました。一方、台湾について、「核心利益の中の核心だ」と強調し、「外部勢力が台湾を利用して中国を抑え込み、中国の内政に干渉していることこそが、情勢が緊迫する根源だ」と述べ、アメリカなどを強くけん制しました。今回の会議に合わせて、中国は、アメリカから会談を打診されたものの拒否し、中国側が拒否した理由について、アメリカメディアなどは、李国防相がアメリカ政府から制裁を科されていることに反発していると伝えていました。
講演で李国防相は、アメリカとの関係について、「国際社会は両国関係の健全で安定した発展を望んでいる。アメリカ側が誠意を示し、実際の行動で中国側と向き合い、両国両軍の関係の安定を推進する必要がある。両国関係を苦境から脱出させ、正しい軌道に戻すことを望む」と述べ、米中両国の国防当局どうしの対話に前向きな姿勢を示しながら、アメリカ側に譲歩を求めました。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ソース: jijicom - 🏆 32. / 63 続きを読む »
ソース: jijicom - 🏆 32. / 63 続きを読む »
ソース: kyodo_official - 🏆 129. / 51 続きを読む »
中国国防相、米との対立「世界の災難」 対話呼びかけ[シンガポール 4日 ロイター] - 中国の李尚福・国務委員兼国防相は4日、シンガポールで開催中のアジア安全保障会議(シャングリラ会合)で講演し、米国との対立は世界にとって「耐え難い災難」になるとし、対立よりも対話を求めると述べた。
ソース: ReutersJapan - 🏆 90. / 51 続きを読む »
ソース: Sankei_news - 🏆 68. / 53 続きを読む »
中国国防相「米中衝突は世界の苦痛」 台湾統一には…(写真=AP) - 日本経済新聞【北京=田島如生】中国の李尚福国務委員兼国防相は4日、シンガポールでのアジア安全保障会議(シャングリラ会合)で演説した。米中両国について「激しい衝突や対立に発展すれば世界にとって耐えがたい苦痛になる」と述べた。台湾統一には意欲を示し、武力行使を排除しない考えも示した。同会合で米国が打診してきた米中国防相会談を中国が拒否していた。李氏とオースティン米国防長官は2日の夕食会で握手を交わしたものの、
ソース: nikkei_intl - 🏆 30. / 63 続きを読む »