世界最大の資産運用会社ブラックロック、社員500人削減を計画

A logo sits on display in the atrium of the Blackrock Inc. offices in London, U.K., on Friday, Feb. 7, 2020. は、社員約500人を解雇する計画だ。世界の従業員数全体の2.5％ほどに相当する。同社は昨年、株式・債券相場急落の影響を被っていた。

ラリー・フィンク最高経営責任者（ＣＥＯ）とロブ・カピト社長は11日の従業員向け文書で、「当社を取り巻く不確実性のため、市場の変化の先を行き、顧客へのサービス提供に集中することがかつてなく重要になっている」と記した。文書の内容をブルームバーグが確認した。以来となる。ただ削減後も、従業員数は１年前と比べてなお５％ほど多い計算。昨年９月末時点は約１万9900人だった。同社は13日に10－12月（第４四半期）決算を発表する。 今回の雇用削減でどの事業が最も影響を受けるかは明らかにしていない。フィンク、カピト両氏は同文書で「費用を慎重に管理」し、費用対効果の高い手法で投資を行っていくと説明した。

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