ラグビーワールドカップで初めてベスト8に勝ち進んだ日本が20日、準々決勝で強豪の南アフリカと対戦します。NHKの大会ナビゲーターを務める元日本代表の五郎丸歩さんは「南アフリカにボールを持たせて疲れさせることがポイントになる」と分析しました。NHKの大会ナビゲーターを務める五郎丸さんは、南アフリカの特徴について、人気アニメ『ドラえもん』に登場するキャラクターにたとえ「強く、フィジカルを前面に出してくるジャイアンのようなチームで、いちばん得意とするプレーがキックを使う戦術だ。キックをいいところに落としてしっかりと競り合い、再びボールを獲得する。日本のようにボールをつないでスペースを空けるのではなく、キック1本で前進してしまうという非常に効率がいい攻撃をしてくる」と話しました。
そして、日本がとるべき対策として、1次リーグ最終戦のスコットランド戦で流大選手の動きをとりあげ、「相手に直線的にボールを追わせないように間に入ってコースを防ぐ。そうすることで日本がボールをキャッチしやすい環境になる。スコットランド戦では、流選手がそのポジションにいたことで、ボールを再び獲得することもできた」と話しました。五郎丸さんは、この試合で日本代表のジェイミー・ジョセフヘッドコーチが試合中に見せていた表情について触れ、「負けていたが笑顔を見せていた。ワールドカップに向けて自分たちが試したいものをすべて試せたという満足感を感じた。スコアというのはあまり気にしていなかったようだ」と話しました。 そのうえで「試合では、ボールの保持率、エリアの支配率ともに日本が圧倒していた。ただ、これは南アフリカにボールを持たされたということでもある。体が大きくて強い分、あまり走りたくないので、日本にボールを与えて強い体でディフェンスをし続けるという強みを出した。次の試合では、逆に日本が南アフリカにボールを持たせてアタックさせ、走り回らせることで疲れさせるというのがポイントになる」と分析しました。
具体的には、「司令塔の田村優選手や流選手がキックでエリアを取りながら、相手を背走させて疲れさせることで結果が変わってくると思う」とし、「80分という時間の中で、キックを蹴り返す時間、攻める時間というのを使い分けなくてはいけない。引き出しが多ければ多いほどチームが強いということ。相手が何か仕掛けてきたときに、それに対応する形を取るのがベスト8の戦いになってくるので、キックを蹴ってきたから蹴り返すというシンプルなことではなく、自分たちがどこのエリアでボールを保持しているかを冷静に判断しながらゲームを進めていくことが必要だ」と話していました。
>いちばん得意とするプレーがキックを使う戦術だ。キックをいいところに落としてしっかりと競り合い、再びボールを獲得する。 両チームの両WTBのパント処理&カウンター対応が勝敗を分けるという事だろうな。 RWC2019 JPNvRSA RWC東京
ペナルティーキックで点数をとり南アフリカを焦らせる事が出来れば良いと思います。 南アフリカから3トライできるような試合展開であれば🇯🇵のペースだと思います。
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