両チームは、17日先発メンバーなどを発表しました。このうち、ニュージーランドは、スティーブ・ハンセンヘッドコーチが都内で記者会見してメンバーを発表し、先発に、チームで司令塔の役割を担うボーデン・バレット選手がフルバックに入ったほか、ナンバーエイトにキャプテンのキーラン・リード選手が入るなど、前の試合から３人が入れ代わり、主力がそろいました。
ハンセンヘッドコーチは、「アイルランドの戦い方、強みや弱みを考え、最終的に勝つということを目指してメンバーを選考した。アイルランドはあまりミスをしないので、相手のミスからのチャンスはあまりない。去年11月の対戦では敗れたが改善した部分はある。同じような試合にはならないだろう」と話しました。 一方、アイルランドはジョー・シュミットヘッドコーチが千葉県浦安市で記者会見してメンバーを発表しました。先発は、１次リーグ最終戦のサモア戦から３人を入れ替え、今大会２つのトライを挙げているセンターで24歳のギャリー・リングローズ選手や、ワールドカップ３大会連続出場のベテランでフルバックのロブ・カーニー選手などが復帰しました。
シュミットヘッドコーチは、「選手は緊張して眠れないと言っていた。ニュージーランドはすごく強いチームで、攻撃の精神を持っている。特に攻守の切り替えのスピードが速く、彼らのテンポに合わせるのは非常に難しい。しかし、過去には勝利の経験もある。必要なのは自信で自分たちの本質を出すことが重要」と話しました。
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