私にとってマイナンバーはひたすら面倒だという以外の何物でもない。私は職業柄、いろいろな団体や出版社の依頼で執筆したり、講演したりする機会があり、原稿料なり講演料なりを頂戴するのだが、そうした団体や出版社から「マイナンバーを提供してくれ」という依頼状がドッとやってくるのだ。
そういう依頼状がこれまで何通来たか数えていないが、おそらく100通は下らないのではないか。その都度、2016年に各家庭に送られてきたマイナンバーの通知カードと運転免許証のコピーを作成し、送られてくる台紙の指定箇所に切り取って貼り付け、返信用封筒に入れて返送する。 一通あたりの手間はもちろん大したことはないのだが、これが100回となるとうんざりしてくる。しかも毎回同じ作業ならまだしも、各団体でいろいろと知恵を絞っていると見えて、要求内容が微妙に違っているのだ。たとえば運転免許証は表面だけのコピーでいいという団体と裏面もコピーしろといってくる団体とがある。通知カードをコピーするだけでいいところと、マイナンバーを枠の中に自分で転記し、ハンコを押せと要求してくるところがある。返信も普通郵便でいいところと必ず郵便局に行って簡易書留にしろと言ってくるところがある。霞が関の役人は理性を失った?
マイナンバーで一つだけいいことがあった。それは今年の秋、マイナポイント5000円分をゲットしたことだ。来年の夏までの間にマイナンバーカードを取得すると、電子マネーなどで最大5000円分を政府がプレゼントしてくれるというのだから、まだ持っていない方はこの機会にぜひ!
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