ポンドの短期物ボラティリティーが上昇、7月の英総選挙巡る観測で

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英国が広く見込まれていたよりも早期に総選挙に向かう見通しが強まる中で、ポンドの予想変動率の指標は急騰した。

ポンドの2カ月物と3カ月物のインプライド・ボラティリティー(IV)は22日の取引で20ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)余り上昇し、4月半ば以来の大幅上昇を記録。総選挙の実施時期を巡る臆測で英議会周辺はここ数週間持ちきりだったが、スナク首相はこの日ついに総選挙を7月4日に行うと発表した。

世論調査では長い間、スターマー党首率いる野党・労働党の勝利を示唆している。7月の総選挙実施が始めに報じられた後、為替と債券にほとんど変化はなかったが、選挙に市場が備え始めた最初の兆候がIVに表れた。 マネックス・ヨーロッパの外国為替分析責任者、サイモン・ハービー氏は「総選挙の報道がポンドのボラティリティー期間構造に表れているのを主に目にしている。このニュースが伝わり、短期物のボラティリティーが買われている」と述べた。 さらに「世論調査では労働党が与党・保守党に十分な差をつけているため、他の各市場では既に選挙結果が織り込まれているかのようだ。スポットの為替や金利に実際影響がなかったのはそれが理由だろう」との見方を示した。

ポンドは今年に入り、G10通貨の中でドルに次ぐパフォーマンスだ。22日は4月の英インフレ率が予想されたほど低下せず、イングランド銀行(英中央銀行)の利下げが遅れるとの見通しから、総選挙発表前も堅調に推移していた。

 

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