ブラックロックCEOの苦境が示す「規模=力」時代の終わり(写真=ロイター)

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フィンクCEOの苦境が示す「規模=力」の時代の終わり 一目均衡 編集委員 小平龍四郎

世界最大の資産運用会社、米ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)が苦境に立たされている。ESG(環境・社会・企業統治)投資の旗振り役だったが、米国の共和党が強い州で「運用成績を犠牲にしている」と批判され、年金運用の引き揚げをちらつかされている。民主党系の論客からは「石油関連企業への投資を続けており、環境関連の株主提案の支持にも消極的」などと責められる。.

世界最大の資産運用会社、米ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)が苦境に立たされている。ESG(環境・社会・企業統治)投資の旗振り役だったが、米国の共和党が強い州で「運用成績を犠牲にしている」と批判され、年金運用の引き揚げをちらつかされている。民主党系の論客からは「石油関連企業への投資を続けており、環境関連の株主提案の支持にも消極的」などと責められる。

 

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