[東京 19日 ロイター] - 今週の外為市場でドル/円は、23日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長講演を控えて、落ち着きどころを探る展開となりそうだ。ドルと円が共に強く「力比べ」となる中、105円台では買い、107円近辺では売りという最近のパターンが踏襲される可能性が高い。
8月19日、今週の外為市場でドル/円は、23日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長講演を控えて、落ち着きどころを探る展開となりそうだ。2017年6月撮影(2019年 ロイター/Thomas White)パウエルFRB議長は23日、ワイオミング州ジャクソンホールでの年次経済シンポジウムで講演する予定。今年のシンポジウムのテーマは「金融政策の挑戦」。 「このところのドルは105円台で下げ渋り、107円に近づくと上値が重くなる傾向が続いている。ジャクソンホールまではこれが踏襲され、上にも下にも行き切れないのではないか」(トウキョウフォレックス上田ハーローの営業推進室長、阪井勇蔵氏)との声がある。一方、欧州では、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁が15日、9月に一連の景気刺激策が発表されるとの見方を示し、ドイツ10年国債利回りDE10YT=RRがマイナス0.71%と過去最低を更新した。ドル指数.DXYの構成通貨で最も比重が高いユーロ安により、ドル指数は目下98前半と月次では2017年5月以来の高水準で高止まりしている。
米10年国債利回りUS10YT=RRは15日、1.4750%と2年ぶりの低水準をつけた。ただ、長期金利から期待インフレ率を差し引いた実質ベースで見た場合、日米金利差はほぼ無いに等しく、日米金利差の縮小によるドル安圧力は抑制されている。トランプ米大統領は日本時間19日午前5時台、米国は「安保上の理由で」ファーウェイとビジネスをしたくないと述べ、19日に何らかの決定をする意思を表明。米中貿易問題への注目も高まりそうだ。
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