デーブ・ロバーツ監督は本拠地開幕戦を白星発進に「5万人ほどの観客に見守られ、素晴らしい試合だった」と振り返り「タイラー(グラスノー)は序盤は最高のコマンド(制球力)を出せていなかったこともあったが、本当に上手くボールを投げたと思った。6回まで投げたのは素晴らしかったし、最後のイニングは本当に良かった」と6回1失点と試合をつくった先発右腕を評価した。
2安打の大谷については「ご存知のとおり、韓国でも彼(大谷)は何本かはホームランになっていたと思う打球を放っていたが、アナハイムシリーズでは良い状態には見えていなかった。(初回は)チェンジアップ(打ったのはカーブ)を捉え二塁打、単打(5回の右前打)は明らかにかなり強い打球だった。だから今日はずっと良かった」とエンゼルスとのオープン戦3連戦で安打が出ず心配していたが、無用に終わったとした。“暴走”とも言える走塁死に「翔平はとても速く走ることができるが、自分の前に走者がいることを理解する必要がある(笑い)」とジョークを飛ばし「あれは確かにスタンドアップトリプル(スライディングの必要のない三塁打)。頭を上げておかなければなりませんでした」とボーンヘッドに注文も忘れなかった。
この日はベッツ、フリーマンに一発が飛び出すなど大谷を含めたMVPトリオが計5安打。「間違いなく、どのような議論においても、彼らが野球界で最高の打者であると主張できる」とし「野球界で10人の選手をひとまとめにするとき、彼らはその中にいます。そして幸運なことに、我々はこのうち3人が打順のトップにいる」と改めて強力打線と実感したとうなずいた。 そして、「2番」に大谷が入ることに「彼が出塁する時と、翔平の前に誰かが塁にいると、相手にストレスを与えます。さらにフレディ(フリーマン)のような男が彼らの後ろにいて、快適だと思う」とベッツ、フリーマンに挟まれるメリットを語った。
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