県の災害拠点病院として、救急患者や重症者の対応を担う千葉大学病院(千葉市)。救急科・集中治療部の中田孝明医師のスマートフォンには、搬送される救急患者の情報が飛び込んでくる。病院長から現場の医師まで約30人が参加するLINE WORKS上のトークルームのやり取りだ。中田医師は「緊急の要請でも現場から幹部まで一斉に共有でき、対応の可否など関係者間のトーク(チャット)もその場で行える。救急医療に必要な機能がそろっている」と説明する。
新型コロナウイルス感染症が大流行していたころは1日最大約30人延べ約80人の患者が入院し、さまざまな診療科やスタッフの協力が求められるなか、円滑な連携を実現して治療にあたった。中田医師は「受け入れ準備など迅速に対応でき、治療にも有意義だ」と語る。さらに、外部機関ともトークルームをつくれるLINE WORKSの「外部トーク連携」機能を利用し、千葉市消防本部と市内26の全救急隊と日々の病床の稼働状況などを共有 。患者の受け入れ方針を示すなど、医師、看護師や消防隊が連携して地域の救急体制を整えるインフラとしても利用している。同病院がLINE...
さらにメールより利便性の高いチャットで配信するため、使い慣れたLINEのUIを踏襲しつつ法人向けのセキュリティー管理機能を備えたLINE WORKSを採用。「BoT API」機能を活用し、ACESからの通知とACESへの回答、医師同士のコミュニケーションがLINE WORKS上で完結し、円滑に患者情報などを共有する仕組みを構築した。 千葉大学病院の救急科・集中治療部スタッフが利用するLINE WORKSのトークルーム(左)には、「医師集合要請システム」と連動したメッセージが配信され、LINE WORKSからの個々の返答がシステムに反映される(右)中田医師は「LINEでもチャットはできるが、仕事とプライベートは切り分けたいので、ビジネスユースで通信の暗号化をはじめセキュリティー分野の国際認証規格を取得している LINE WORKS...
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