フェイスブックが発行を計画する独自の暗号資産「リブラ」が世界的な議論を呼ぶ中、タイ中央銀行の総裁が記者団の取材に応じ、リブラは貧困層を含めたより多くの人に手ごろな金融サービスを広げる可能性があると指摘する一方、個人情報の保護などでリスクもあるとして、動向を注視する考えを示しました。この中で、ウィーラタイ総裁は、フェイスブックが来年、発行を計画している独自の暗号資産「リブラ」について、「国境を越えた金融取り引きを促し、貧困層を含めたより多くの人に手ごろな金融サービスを広げる可能性がある」と述べ、銀行口座を持てない人も低コストでサービスを利用できることに期待を示しました。
一方で、ウィーラタイ総裁は、「どのようにして利用者の情報を守るのか、銀行口座からリブラへとお金を移す際にどんな方法で行うのかを見なければいけない」などと述べ、個人情報の保護や安全性などのリスクにも目を向ける必要があるという考えを示しました。
>フェイスブックが発行を計画する独自の暗号資産「リブラ」が世界的な議論を呼ぶ中、タイ中央銀行の総裁が記者団の取材に応じ、リブラは貧困層を含めたより多くの人に手ごろな金融サービスを広げる可能性があると指摘する一方、個人情報の保護などでリスクもあるとして、動向を注視する それが正解
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リブラ「各国規制に従う」 米公聴会で批判や懸念デジタル通貨「Libra(リブラ)」についてスイス当局がサービスの監督を担い、アメリカなど他国の規制にも従う意向を公聴会で示したFacebook(フェイスブック)。しかし議員からは懸念の声が相次ぎました。 低コストで素早く、安全にマネーロンダリングができるリブラです。
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