タイヤのサイズはどう決まる?

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あの多田哲哉のクルマQ&A ニュース

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クルマのタイヤサイズは、どのようなプロセスで決まるのか? 元トヨタの多田さんに聞いた。

タイヤのサイズは、直径に加えて偏平率に幅まであって多様です。そのなかから特定の適合サイズを絞り込むプロセス(デザイン、走行性能)を教えてください。ユーザーとしてはクルマを前に「なんでこのサイズなのか」「どうして別の選択がないのか」と思うことはありますし、タイヤ交換その他、後々まで影響のあるスペックなので、その必然性について知りたいです。まず耐荷重性と許容速度、さらにエンジンのパワーとトルク、車体の重量配分などから、タイヤの幅が決まります。幅は性能上、動力を路面に伝える決め手として重要です。幅広いサイズを選んだほうがトラクションはアップするし、旋回性能も上がる。かなり高出力なスポーツカーならば、サイズにこだわって高価なオプションを選ぶ意味があります。例えば、最近のナンバー付きの車両で競技に臨む場合、メーカー装着できるタイヤの幅はタイムに大きく影響します。

幅を定めたら、次は「プロポーションの点から、直径はこのサイズにしよう」という流れになります。特に近年は、見栄え重視ですね。タイヤのサイズはクルマの見た目を左右するので、デザイナーと相談しながら「なるべく大きく見えるものを選ぶ」というのが一般的です。スポーツカーの場合は、内側に大きなブレーキをおさめなければならないというのも、大径タイヤを設定する理由のひとつではあります。 サイズ設定には、商売上の要因もあります。タイヤというのは、お金が取れる。つまり、いい商売道具になるのです。標準の〇インチのほかに1インチ大きなものもオプション設定して、「ほら、こっちのほうがいいですよ」とやるのは、もはや定着した手法ですよね(笑)。

しかし正直に言って、走りの性能や乗り心地という点で、標準サイズでダメということはまったくありません。「直径が大きくて偏平率が低いから性能上ベターである」などということはないのです。どんなクルマだって、小さい標準サイズで万全の性能が出るように開発されるものだし、むしろそのほうが乗り心地が良かったりします。【webCG】もっと安くて満足できる自動車保険は?...

 

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