詳細は既に報道されている通りなのですが、簡単に確認しますとLinkBudsの最大の特徴は、やはり耳をふさがないということ。耳に挿入する部分が通常のイヤホンのように耳栓型となっているのではなく、リング型のドライバーユニットを搭載することで穴が開いており、耳をふさがない仕様となっているのです。
ですがLinkBudsは従来の開放型イヤホンと違って、ジャイロセンサーやコンパスなどのセンサー類も搭載しています。それらセンサー類をスマートフォンアプリから活用することで、音によるAR体験を実現できるというのも、注目を集めたポイントと言えるでしょう。実際ソニーではこの機能を生かすべく、複数のパートナー企業との協業を打ち出しています。 そしてもう1つが米マイクロソフトです。マイクロソフトはLinkBudsの発表と同日に、現在地や周辺の店舗などの情報を音声で読み上げてくれる、3Dオーディオマップアプリ「Microsoft Soundscape」の日本語版のリリースを発表していますが、それをLinkBudsと連携させることにより、LinkBudsのセンサーを用いて頭の向きを認識、向いている方向の建物などの情報を音声で読み上げる仕組みを提供するとしています。それに加えて「Google アシスタント」「Amazon Alexa」といった音声アシスタントにも対応することから、LinkBudsは単なるワイヤレスイヤホンというだけでなく、周囲の音とスマートフォンなどからの音を同時に聞けることを生かしたヒアラブルデバイスの側面も持ち合わせたデバイスと見ることができるでしょう。そうなるとガジェット好きなら思い起こさずにはいられないのが「Xperia Ear...
また現状、LinkBudsを活用したアプリなどを誰しもが開発できる訳ではないとのこと。ソニーとしてはセンサーを活用するソフトウェア自体は開発しているものの、現状それはパートナー企業にのみ公開していくそうで、SDKとして一般の開発者に広く公開することはあまり考えていないようです。Xperia Ear Duoは、ソニーモバイルコミュニケーションズがスマートフォンの“次”を模索する「Xperia Smart Products」の一環として投入されたもので、当初から先進性を狙った商品でした。ですがLinkBudsは、どちらかといえば周囲の音が聴けるワイヤレスイヤホンとしての特徴を強く打ち出している印象を受けます。
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