ラ・リーガのレアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英にプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーが興味を示していることがわかった。スペインメディア『FICHAJES.NET』が、現地時間14日に報じた。久保には、これまでにもリバプールやアーセナルからの関心も伝えられており、ビッグクラブから熱い視線が注がれている。
トッテナムは来シーズンに向けて、攻撃的な選手の補強計画を進め、「その目が久保に向けられている」と報じられている。同クラブの首脳陣は、アンジェ・ポステコグルー監督に、より多くの攻撃的なオプションを与えるため、久保をリストアップ。本格的な獲得交渉に動いている可能性があるという。 レアル・ソシエダは久保と2029年6月30日まで契約を結んでいることに加えて、契約解除金は6000万ユーロ（約100億円）に設定されている。トッテナムは、22歳のアタッカーに対して、5000万ユーロ（約85億円）のオファーをすでに提示したという。設定されている金額には及ばないものの、レアル・ソシエダにとっては、魅力的なオファーであることは間違いない。経済的な利益をもたらし、他のポジションの強化に使える資金を捻出するため、このオファーを真剣に検討するものと予想される。
久保は今シーズン、公式戦の39試合に出場し、7ゴールと4アシストを記録。シーズン序盤はゴールを量産するものの、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）に初出場し、AFCアジアカップ2023には日本代表としてプレーするなど、過密日程が続いた影響からかシーズンが進むにつれて調子を落とした。また、直近のリーグ戦では、2試合連続でスタメン落ちし、2月18日開催のリーガ第25節、マジョルカ戦を最後にゴールからも遠ざかっている。レアル・ソシエダが、トッテナムのオファーに応じ、来季は久保が新天地で戦うこととなるのか、今後の去就に関心が集まっている。
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