が12日発表した2022年9月〜23年5月期の連結決算は、営業利益が前年同期の3.4倍となる35億円だった。ロックダウン(都市封鎖)の影響が少なくなり客足が回復した中国を含め、アジア事業がけん引した。記者会見した松谷秀治社長は国内の「サイゼリヤ」業態で今後も値上げせず、客足を確保する戦略を改めて強調した。同社は12日から国内のサイゼリヤでのメニューを見直した。粉チーズの無料提供を終え小皿により100円で提供することにしたが、メニュー全体の値上げはしていない。松谷社長は「国内を成長路線に乗せるために客数が一番重要だ。基本的には値上げをしない。(粉チーズの無料提供終了は)今後も低価格を維持するためには致し方ない」と説明した。
売上高は23%増の1321億円だった。国内のサイゼリヤで既存店売上高は18.9%増だった。値上げをせず値ごろ感を訴えて客足の確保に努めた。新型コロナウイルス下で短縮していた営業時間を一部の店舗で延ばしたことも寄与した。 アジアの営業利益は62%増の49億円だった。海外では円安により円換算ベースの利益が膨らんだ。値上げもしており、利益確保に寄与した。日本では原材料高で赤字が続いたが補った。営業時間短縮に伴う協力金が減り、純利益は60%減の26億円だった。
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