エアコンランキングの３部門、6畳～10畳（ワンルーム・小部屋用）、12畳～18畳（リビング用）、メーカー別の全部門で１位をダイキンが独占しました。シリーズ別ランキングはどちらも、ダイキンで最もお手頃価格であるEシリーズが１位を獲得。6畳～10畳部門では7割近いお客様がEシリーズを購入されました。空気清浄機能付きのモデルが人気を集めています。空気清浄機能とは、吸い込んだ部屋の空気を除菌し、くうきちゅのウイルスやにおいを抑制するものです。エアコン内部の自動洗浄機能がかつてブームになりましたが、今では自動洗浄は「あって当然」の機能になりました。それに代わるように、エアコン外部の空気も綺麗にしてくれる機能でメーカー各社が競っています。
24年4月から開始した国のリフォーム補助金「子育てエコホーム支援事業」も空気清浄ブームを後押ししています。空気清浄機能か換気機能がついたエアコンに交換すると、1万9000円～2万6000円の補助金が受け取れます。リフォーム補助金はこれまで燃費が良いエアコンが対象になることが多かったですが、子育て世帯をターゲットとしたため、今回は空気清浄機能の有無が補助金の対象基準になりました。ダイキン人気の理由もこの空気清浄機能です。他メーカーのお買い得モデルが空気清浄機能を持たないのに対して、ダイキンは最安であるEシリーズにも空気清浄機能を搭載しています。2位のパナソニックのFシリーズと比較すると、交換できるくん価格ではダイキンが約13万円に対してパナソニックは11万円（工事費込み、6畳モデルで比較、24年4月22日時点）。しかしダイキンを選ぶと補助金を1万9000円も受け取れるため価格差が無くなり、同じ費用で高性能のエアコンを選べることが人気の理由と言えるでしょう。
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