ほかにもあるかもしれないが、基本16bit環境をエミュレーターの形で動かすという話で、少なくとも正規にサポートされた方法ではないし、実際よほど古いアプリケーションをどうしても使いたいというニーズを持つユーザー以外は、16bit環境とは無縁の状況になっている。
今回の提案はこの無駄な16bitモードでの起動を、最初から64bitモードにしてしまおうというものだ。すでに64bitモードの環境を利用しているユーザーの場合、この影響は一切ない。OSやファームウェア側にはこのX64-Sへの対応作業が必要になるが、アプリケーション稼働には一切関係ないからだ。ちなみにこのX86-Sでの変更項目一覧が下の画像だ。16bitモードでの動作を許容していた動作モードをすべて廃止しているし、アドレッシングに関しても16bitモードはすべて廃している。加えて言えば、Intel 8259のサポートも廃されている。
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