以下の写真に写っている銀色のシート状のものがアルミニウムバッテリーで、アルミ製の陽極とグラファイト製の陰極で構成されています。開発に成功したスタンフォード大学のHongjie Dai教授率いる研究チームは、アルミニウムバッテリーが既存のリチウムイオンバッテリーやアルカリ電池に置き換え可能であると発表しています。
電解液にイオン液体が使われたフレキシブルなバッテリーで、通電中にぐにゃっと曲げても発火する危険性はありません。たびたび発火や爆発を引き起こすスマートフォンのリチウムイオンバッテリーの安全な解決策となり得ます。 安全性のテストとして通電中のアルミニウムバッテリーにドリルで穴を開ける実験なども行われていますが、バッテリーの温度が急上昇することはなく、優れた安全性が実証されています。現段階ではアルミニウムバッテリー1つ当たりの許容量は乾電池1本程度ですが、60秒程度でフル充電が可能。製造コストを非常に安価に抑えられるため、今後実用化が進めば、リチウムイオンバッテリーに置き換わる可能性があり、例えば「ぐにぐに曲げられるスマートフォン」も実現できるとのことです。
2015年の記事ですね。リチウム(Li)は原子番号3番、つまり3番目に小さな元素です。一方アルミニウム(Al)は原子番号13で、Liより大きな元素です。そのため同じ体積だと、AlはLiより元素数が少なくなります。これは即ち充電容量がLiよりも下がることを意味しています。
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