なぜ電動SUVの『アリア』で走りの「NISMO」? 900万円のアリアは高いか安いか

  • 📰 gazoo_news
  • ⏱ Reading Time:
  • 41 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 20%
  • Publisher: 68%

日本 見出し ニュース

日本 最新ニュース,日本 見出し

8日から日産「アリア」の全モデルの販売が開始された。その中に日産のチューニングブランドが手掛けた「アリア NISMO」がラインナップされた。

コンセプトはアリアの持つ風格を維持しながら、NISMOのパフォーマンスを注入すること。ニスモ チーフプロダクト餐場貴博氏は「電撃パフォーマンス」と呼んでいた。「電撃」に関する運動性能については、パワートレインや足回りのチューニング(後述)で対応し、アリアのロードカーとしての風格は安定性・安全性の向上を、おもに空力によって成し遂げるという戦略だったという。

バッテリーのような重量物を積んでいても、それを感じさせない加速性能や旋回性能を持つEVは少なくない。アリア(基準車)もそのひとつだが、欠点は2.2トンという車重だ。GT-R NISMOなどより500kgほど重い。しかもSUVという腰高のボディである。加減速・旋回によるピッチングやロールをうまく抑えれば、風格とパフォーマンスを両立させたアリアNISMOは成立する。 足回りでは、フロントサスペンションのストラットのシェルケースの板厚を厚くしてキャンバー剛性がアップしている。ショックアブソーバーの減衰率の調整、スプリングのばね定数を3%アップさせている。フロントスタビライザーもばね定数が15%あがっている。ショックアブソーバーはリアも減衰力チューニングが施され、B9はリアばねも10%定数をアップさせている。ロールを感じやすいSUVなので、シート形状や素材も変更されている。シートバックに補強が入り、加速時の背中のホールド感をよくしている。サイドサポートも高さを上げ、ホールド性を向上させた。これらの改良・チューニングはテストコースの試乗で十分に感じられた。ストレートでの中間加速は、かるく加速するイメージでアクセルを踏んでやれば一気に120km/hまで達した。ただし、STANDARDモードもe-4ORCE他がチューニングされているので、NISMOモードが極端にパワフルという感じはない。NISMOのSTANDARDで十分な動力性能を体感できるということだ。開発でテストドライブ他を担当した神山幸雄氏によれば、「全開付近なら違いを感じられるだろう」とのことだ。

スラロームは奥にいくほどモーメントが蓄積されスピードを落とさないと抜けられないことが多い。ステアリングの操作も、奥にいくほど操作が多くなる。だが、アリアNISMOは最後まで同じ切り方、アクセル開度でいける。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 11. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

なぜ電動SUVの『アリア』で走りの「NISMO」? 900万円のアリアは高いか安いか8日から日産「アリア」の全モデルの販売が開始された。その中に日産のチューニングブランドが手掛けた「アリア NISMO」がラインナップされた。
ソース: responsejp - 🏆 56. / 63 続きを読む »

日産、新型「アリアNISMO」6月発売 専用チューニングのe-4ORCE&出力向上でEV NISMOのフラグシップに日産自動車は3月8日、新型「アリアNISMO」を6月に発売すると発表した。価格はバッテリ容量が66kWhの「NISMO B6 e-4ORCE」が842万9300円、91kWhの「NISMO B9 e-4ORCE」が944万1300円。
ソース: car_watch - 🏆 102. / 51 続きを読む »

STIが提唱する「意のままに扱えるクルマ」とは? 微少操舵の領域をサーキットで味わってみた自動車メーカーのカスタイマイズ部門4社が集まり、純正チューニング仕様を体感する試乗会がツインリンクもてぎで開催された。今回もSTI、NISMO、TRD、無限の4社が提供するモデルは、さすがに粒ぞろいで特色あるものばかりだった。
ソース: car_watch - 🏆 102. / 51 続きを読む »

安心して走れる、だから踏める。「日産アリアNISMO」のプロトタイプを試す。2023年の「スカイライン」「フェアレディZ」に続いて「日産アリア」にも「NISMO」バージョンが登場。目指したのはストリートチューンドカーの最高峰だ。本格デビューを前に、日産のテストコースでプロトタイプの仕上がりを試した。
ソース: webcgnet - 🏆 123. / 51 続きを読む »

日産「スカイライン NISMO」公道試乗 伝統は伝説の積み重ねで生まれる伝統はお金で買えない。そして伝統は伝説の積み重ねで生まれる。「スカイライン NISMO」のハンドルを握って、改めてそんな思いが強くなった。フロントフェンダーのGTエンブレムは、スカイライン伝説の始まりを告げるS54BのGT-Bエンブレムをオマージュしたものだと感じた。
ソース: car_watch - 🏆 102. / 51 続きを読む »

ダンロップ×日産「GT-R NISMO」、筑波サーキット市販車最速タイム58秒820記録 ドキュメント映像公開住友ゴム工業は、1月9日〜10日に茨城県の筑波サーキットでダンロップ「SPORT MAXX PROTO」を装着した日産「GT-R NISMO」でタイムアタックチャレンジを行ない、参考記録ながらこれまでの市販車最速タイムを大幅に更新する「58秒820」を叩き出した。そのドキュメント映像をYouTubeで公開している。
ソース: car_watch - 🏆 102. / 51 続きを読む »