どんなに暑かったか ~保育園バスに取り残されて~

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【どんなに暑かったか ~保育園バスに取り残されて~】 去年7月、福岡県中間市で、5歳の倉掛冬生ちゃんが保育園の送迎バスに取り残され、熱中症で亡くなりました。その背景には、保育園のずさんな安全管理がありました。

冬生ちゃんの祖母「なんでこんな事件が起きるんですか。飲み物もなく『ママ、ママ』と助けを呼んだと思います」

どんなに暑かったか…。最高気温が33度を超える、うだるような暑さの日。倉掛冬生ちゃんは、保育園の送迎バスに1人取り残されました。バスの中で倒れているのが見つかったのは、およそ9時間後。熱中症で死亡しました。わずか5年の生涯でした。去年7月29日の午前8時ごろ、冬生ちゃんはいつものように送迎バスに乗り込みました。バスは浦上陽子園長(当時)が1人で運行していました。 冬生ちゃんの祖父「午後5時10分にいつもこの前に冬生が園のバスで送られてくる。(お母さんが)迎えに行ったんです。そしたら『きょうは冬生さん休みですよ』と、『お父さん 冬生がおらん』と言われ『そんなバカなことあるか、冗談言いよんやろ』と」保育園側が開いた保護者説明会。

 

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