となるG1通算2勝目を挙げた。抜群のスタートから先団の外目を追走。直線はスムーズに伸びて後続の追い上げをしのいだ。川田騎手は2022年にダノンスコーピオンで制しており、今回が2勝目。
2着に1番人気のアスコリピチェーノ(クリストフ・ルメール騎手)、3着は10番人気のロジリオン(戸崎圭太騎手)が入った。勝ち時計は1分32秒4。今年3月に開業した福永祐一調教師のG1初参戦となったチャンネルトンネル(岩田望来騎手)は6着だった。 岩田望来騎手(チャンネルトンネル=6着)「きついローテーションでしたが、テンションもそれほど爆発することなくレースを迎えられました。良い内容で走れたし、ぎりぎりの状態のなかでよくここまで走ってくれました。また、秋にパワーアップした姿をみせられればと思います」 福永祐一調教師(チャンネルトンネル=6着)「こちらが思っていた通りの体で出せたんですが、やはりパドックでのイレ込みが今回も改善できなかった。前回と同じくらいのテンションでしたが、あそこをやはり落ち着かせていけるかが課題なのかなと思う。気が高ぶっているなかでも上手に走ってくれましたし、最後も良く詰めてくれました。まだ、完成途上で理想的なフォームとは言えないなかでも力を出してくれました。今日に関しては、すごく強いメンバーでしたが、期待通りに走ってくれました。少し休ませてまた条件クラスからにはなりますが、少しずつ力をつけて、またこういった大きなレースに出走させることができる馬につくりあげていきたいです。(調教師としてのG1は)あんまり変わらなかった。G1だからというよりは、他のレースと同様にゲート内で暴れないかなとかそういったところが心配ではありました。G1だからと心境の変化もありませんでした。馬が平常心で走ってくれればとそういう思いでいました」
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