Mリーグ創設6年目での初優勝を目指した麻雀格闘倶楽部は、レギュラーシーズンを5年連続で突破するも続くセミファイナルシリーズでは苦戦が続き、6位で終戦。3年連続のファイナル進出は果たせなかった。自身25戦7勝と36人中15位(+16・3)の成績を挙げたレギュラーシーズンについては「特に今期は(ファンに)辛く苦しい思いをさせてしまう時間が長く、私個人としても不本意なシーズンでした」と振り返り、「伊達(朱里紗)が4着回避率のタイトルを獲得したり、高宮(まり)がそれに次ぐ成績を残したりと、好材料もありましたが、いかんせんチームとしてのトップ数が少な過ぎました」とレギュラーシーズン96戦20勝(セミファイナル20戦4勝)に終わった成績を反省した。
初優勝を目指し出直しとなる来期へ向けては「『取りこぼしたゲームが何試合かあった』と滝沢(和典)が振り返るように、ここが一番の課題となります」と指摘し、「オフシーズンはとにかく稽古を重ね、万全の状態で来期を迎えたいと思います」とリベンジを誓った。■渋谷ABEMAS・塚本泰隆監督「連覇を目標に今シーズンに臨みましたが、セミファイナル5位での敗退は非常に悔しく思っています。選手たちは最後まで一生懸命に戦ってくれましたが、連覇への旅路はここまでになってしまいました。新監督として渋谷ABEMASというチームを率いるという役割は、私自身にとって大きな責任でした。初のセミファイナルシリーズでの敗退、ファイナル進出ならなかったこと、私自身の力不足や課題があったことを痛感しています。今回の結果を受けて、チームとしての今年の結果を糧にして、次のシーズンに向けて更なる成長と成功を目指して取り組んでいきます。改めてチャレンジャーとして挑戦させていただく覚悟です」
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