喜びより、安堵（あんど）感が胸を満たした。東海、決勝ともに２年ぶりの進出。攻守で立役者となった常葉大菊川・鈴木叶は「やっとスタートラインに立てた」とつぶやいた。
特訓が生きた。相手先発は１９６センチの小船。今週は最も高い位置にセットしたマシンをさらに２０センチの踏み台に乗せて打ち込んだ。初回に左犠飛、３回に左越え二塁打を放ち、４回２死満塁でも左翼へ２点打。「（角度を）見慣れていたのが大きかった」と、長身右腕を攻略してみせた。 守備では初回、一塁走者をけん制で刺し、５回にも二盗を防いだ。早くも来秋ドラフト候補に挙がる逸材は「いつも通りのプレー」と淡々と振り返った。今春から背番号２。プロ注目の安西叶翔ら好投手がそろった３年生に対し、２年生以下には絶対的エースがおらず秋からは今まで以上に配球で引っ張ることを求められた。 「めちゃくちゃ悩んだ。打たれたら自分の責任」。試合中、ベンチに戻るとＯＢでセンバツ優勝捕手の石岡諒哉監督（３３）と“答え合わせ”を繰り返し、状況に応じたリードを学んできた。この日は知徳を２安打完封。指揮官も「抑える確率が高い選択ができている」と評価する。“石岡捕手”は０６年決勝で橘に１点差で競り勝ち、勢いのまま東海、翌春センバツを制覇している。「必ず（静岡）１位で行きます」と鈴木叶。指揮官と同じＶロードを歩む。（武藤 瑞基）
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
【高校野球】 専大松戸が延長で市船橋を下し、関東大会出場 １５０キロ右腕・平野大地の熱投が勝利呼び込む【 高校野球 】 専修大学松戸が延長で市船橋を下し、関東大会出場 150キロ右腕・平野大地の熱投が勝利呼び込む 野球 baseball
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »
沖尚、九州大会へ 興南を破り決勝進出［高校野球 第72回県秋季大会］ | 沖縄タイムス＋プラス ニュース | 沖縄タイムス＋プラス高校野球の第７２回県秋季大会（主催・県高校野球連盟、共催・琉球放送、沖縄タイムス）は１日、コザしんきんスタジアムで準決勝第１試合が行われ、沖縄尚学が興南を８―１の七回コールドで下し、決勝進出を決めた。２２日に県内で開催する九州大会の出場権を得た。
ソース: theokinawatimes - 🏆 85. / 51 続きを読む »
【高校野球】クラーク・新岡歩輝 “幻惑投法”で初戦突破…今春遊撃でセンバツ「投手で甲子園に戻りたい」２回戦４試合が行われた。昨年王者のクラークは３―１で旭川明成を撃破。エースで主将の右腕・新岡歩輝（２年）が９回３安打１失点で完投し、連覇に向けて好発進した。
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »
沖尚、集中打で主導権 興南逆転、投打に底力 ウェルネス、逃げ切る 糸満打線、中盤に連打 | 沖縄タイムス＋プラス プレミアム | 沖縄タイムス＋プラス［高校野球 第７２回県秋季大会］（第１3日） ４強出そろう 来月１日準決勝 高校野球の第７２回県秋季大会（主催・県高校野球連盟、共催・琉球放送、沖縄タイムス社）第１３日は２５日、コザしんきんスタジアムほかで準々決勝を行い、興南、沖縄尚学、糸満、日本ウェルネスが４強入りした。
ソース: theokinawatimes - 🏆 85. / 51 続きを読む »
【高校野球】八尾の西川侑志が公式戦初完封 天王寺、佐野の公立３校が１６強入り１９５２年夏の甲子園で準優勝した八尾が５回戦に進出した。２回に渡辺快遊撃手（２年）の左前適時打などで３点を先制し、西川侑志投手（２年）が６安打で公式戦初完封勝利を挙げた。
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »
【高校野球】 東北が３年連続東北切符 決勝は仙台育英とのライバル対決準決勝で東北が利府を７―１で下し、３年連続で各県上位３校が出場する秋季東北大会（１０月１０日開幕、山形）出場を決めた。２回に８番・平沢快留遊撃手（２年）の右翼芝生席へ飛び込む満塁弾で先制。３回には４
ソース: SportsHochi - 🏆 53. / 63 続きを読む »