昨秋決勝は、ドラフト上位候補左腕の前田悠伍(3年)が13奪三振完封で履正社に勝利。U18W杯では初の日本一にも貢献した左腕から、エースナンバーを受け継いだ。平嶋は「どんな場面でも平常心というか、動じない。気持ちを全面に出して投げるときもあれば、淡々と投げるときもあって、気持ちが強い人だと思ってずっと見ていました」と憧れの思いを口にした。
完投した新エースに西谷浩一監督は「『へばってるのか』と聞いたら、『全然へばっていないので最後まで投げさせてくれ』と言ってきたので、じゃあしっかり放れと。粘り強く丁寧に投げてくれた」とたたえ、「夏に負けたという気持ちは、僕の方からはあまり言わなかったですけど、自分たちでそういう気持ちは持っていたと思うので、2回も連続で負けられないというのは、代は変わってますけどあったんじゃないかなと思います」と話した。
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