愛犬との宿泊を伴うドライブ旅行では、持っていく荷物もけっこうな量と大きさになるはずだが、新型ゴルフヴァリアントはラゲッジスペースの容量も拡大。後席使用時ではゴルフ7ヴァリアントの605Lから610Lに、後席格納時には同1620Lから1642Lに増大。しかも、後席を倒したときによりフラットになり、大型犬の乗車はもちろん、クレート類が一段と安定して積載できるようになっているのだ。
しかも、ラゲッジスペースの幅(もっとも奥の部分)が先代の990mmから1005mmに広がったことで、ドッグカートを真横に積みやすくなったことも、実は、ドッグカート愛用者(犬)にとって大きなドッグフレンドリーポイントとなる。理由はドッグカートの上に重い荷物を積むわけにはいかず、斜めにしか積めないようなラゲッジスペースであれば、荷物の積載効率が極端に悪くなってしまうからだ。実際、ララのマイドッグカードが、先代ではぎゅうぎゅうにしか横済みできなかったところ、新型では余裕で真横に積むことができるようになっている。 また、このクラスでは贅沢なパワーテールゲートが用意されているのも、実はドッグフレンドリーポイント。テールゲートを閉める際、手動だとガシャンと大きな音、振動を立てて閉まったりするのだが、それが聴覚に優れた犬にとっては大迷惑(ララ談)。が、パワーテールゲートなら、最後の瞬間もスッとスムーズに、吸い込まれるように閉まり、犬の耳に優しいのである。さらに、パワーテールゲートにはハンズフリー機能も付いていて、例えば、雨の日に片手で犬をひき、片手に傘を持っている、あるいは両手で犬を引いているような、両手がふさがっている場面でラゲッジルームの荷物を出し入れする際、リモコンキーを携帯した上でリアバンパーの下に足を出し入れすれば自動でテールゲートを開閉することができるから便利だ。
もちろん、走っても新型ゴルフヴァリアントはドッグフレンドリー。先代までのような、いかにもドイツ車っぽい、ゴルフっぽい重厚でドシリとした乗り味は影を潜めているものの、そのフラットでスムーズかつ軽やかでより静かなドライブフィールは、むしろ犬の乗車にはうってつけと言っていい。フォルクスワーゲン純正のドッグアクセサリーとして、後席をフルカバーしてくれる「フラットベッド」が用意されているのも、フォルクスワーゲンのドッグフレンドリー度を高めているポイントだろう(プロデュースはなんと筆者とわが家の愛犬たち)。 というわけで、新型ゴルフヴァリアントは先代を超えたドッグフレンドリーなコンパクトステーションワゴン。筆者とララが自信を持ってお薦めできる、2021-2022ドッグフレンドリーカー輸入車部門受賞車として、ここに表彰させていただきたい。一方、軽自動車部門は、2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤーではホンダ『N-ONE』とスズキ『ワゴンR スマイル』の2台のみのノミネート。で、2021-2022ドッグフレンドリーカー・オブ・ザ・イヤーの軽自動車部門として選ばれたのは、ワゴンR スマイルである。
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