正月休みで、幸福感を覚えた人も多いことだろう。しかし別に正月でなくても、「今ここ、これでいいのだ」と思うだけで私たちはいつでもどこでも幸せな気持ちになれる。「今ここ、これでいいのだ」は禅の考え方である。その心境へはどのようにたどり着けるのか。今回はこのテーマについてお届けしたい。いま世界のビジネスシーンで仏教的な思想、とりわけ「禅思考」が注目されている。アップル創業者のスティーブ・ジョブズやセールスフォース創立者のマーク・ベニオフが禅に傾倒していたことから、禅で集中力を高めたり、共感力を高めようとするビジネスパーソンが増え始めたのだ。
禅の専門家は「1日20分でもいいから瞑想(めいそう)をすること」を勧めている。例えば、仕事の大きな問題を解決しなければいけないとする。もし60分の猶予があれば、すぐに作業を始めず、20分は座禅を組み、残りの40分で具体的な行動をするのがよい。すると、「これでいいのだ」という納得感のある解決策が導き出されやすいという。禅の修行は「無になること」だと達人は説く。筆者自身、「嫌な人やコト」に向き合う前に、「これは心を乱さず任務を全うする修行だ」と自分に言い聞かせ、無の境地で臨んだことがある。
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