打のヒーローは巨人・北村拓己内野手(28)の兄で、主将の北村祥治内野手(29)だ。「3番・三塁」でスタメン出場すると、初回無死一、二塁のチャンスで左翼フェンス直撃の先制2点二塁打を放つなど、5打数3安打3打点と暴れた。中軸の重責を担うが「引っ張りに行くこともあるし、時には短く持って右方向に打っていく。場面に応じた打撃ができれば。クリーンアップだからという意識はないです」と気負いとは無縁。平常心で臨み、チームを勝利に導いた。
社会人日本代表でもキャプテンを務めるなど、野球への誠実な姿勢は誰もが認める存在だ。リーダーとして日の丸を背負い、「国際大会の、相手の情報が少ない一発勝負だと、日本人は打者なら『ボールを見ていきたい』という心理状態になる。それだと後手に回ってしまう。結果を怖がると、なかなか体が動いていかない。割り切って仕掛けていく、攻める意識が大切だと勉強させていただきました」と野球人としての引き出しを増やしつつある。 「自分はただ『キャプテン』という名前がついているだけなんで。やることは一緒。トヨタでは1年目でもベテランでも、『全員がキャプテンのつもりでやってくれ』と伝えています」と、全員がリーダーの意識を持つことが強い組織作りには必要だと力説した。
弟・拓己は阿部巨人が船出する中、激しい内野手争いの渦中にある。「『もうちょっと頑張れ』と言っておいて下さい!」と笑った祥治主将。史上初の「秋夏秋」3連覇を目指す名門の先頭には、頼もしいキャプテンがいる。(加藤 弘士)
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