【浜田宏一・元内閣参与】国民の福祉を忘れた矢野論文と財務省

  • 📰 Newsweek_JAPAN
  • ⏱ Reading Time:
  • 26 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 14%
  • Publisher: 51%

日本 見出し ニュース

日本 最新ニュース,日本 見出し

【特別寄稿】月刊文藝春秋11月号に掲載された矢野康治・財務事務次官の論文「財務次官、モノ申す『このままでは国家財政は破綻する』」への反論を、米エール大学名誉教授で元内閣参与の浜田宏一氏がNewsweek日本版に寄稿した。

第一に矢野氏が前提条件とする日本の財政事情が世界で最悪だとする事実認識は間違っており、第二に、同氏の論拠とする政府の貸借勘定も家計と同様にバランスせよという考え方はマクロ経済学上も誤っている。そして第三に、矢野氏の念頭には財政バランスが先行して、コロナ下で苦しむ国民の福祉を上からの目線で見るところがある。同論文の内容は、財務省に昔から伝わる「役所の勝手な論理」をそれが絶対的に正しいかのように信じて主張する文書としか見えない。

要するに、矢野氏の論文が警告する「タイタニックの近づく氷山」そのものが虚構なのである。コロナ禍で今の世代は生死にかかわる限界状況に直面しているのに、矢野氏の言う「ワニの口を閉じよ」とは、予算の帳尻を合わせよといっているに過ぎない。財務省の利害、予算のバランスが国民の真の福祉よりも優先されることになることを私は真剣に恐れる。 古代史には、立派な古墳が残り壮大な治水事業も行った仁徳天皇の「民のかまど」という逸話が残っている。あるとき仁徳天皇が小高い山に登ってみると、民のかまどから火や煙が上がってこない。天皇は「民の暮らしがよくないことがわかったので、(そのころの税の役割をしていた)労役を3年間免除する」と命令した。そのおかげで、天皇の宮殿は荒れ果てて雨漏りもするようになった。3年後、再び民家を眺められると、煙が上がっていて喜んだが、仁徳天皇はそれでも労役の軽減を続けたという。これは福祉国家のアイディアが日本では古代から存在したことを示している。矢野論文を読む限り、仁徳天皇のような民に対する思いやりは全く見られない。現代の官僚は、国民の暮らしより政府の台所の方を優先しようとしているしか思えない。

 

コメントありがとうございます。コメントは審査後に公開されます。

担当は厚労省

今日22日の「虎ノ門ニュース(DHCテレビ)」に出演した高橋洋一さんは、(矢野氏に対して)「おまえがタイタニックだろう」とヒートアップしてた。🤣

こんな官僚が財務次官。 そりゃ30年の時が失われるワケだ。 罪務省脳は、この国の元凶。 政治が排除しないとダメだよ。 与党もダラシないが、酷かったのは民主党政権。丸投げ、言いなりのホンイキのクズだった。

日本の最高の官庁のトップが間違った意見を吐き、主要なメディアが賛成しているのはほぼ戦前と一緒。軍部が財務省に変わっただけ。日本はこうやって滅んでいったのだと今実感している。

財務省の為に国の財政があるんじゃないぞ、かわいい子供たちの為にあるのを忘れるな。

外圧不要

一時的にでも、 3%かゼロに減税して欲しい。。。 みんなが即座に恩恵を受けられるから🥺

日本の世界投資額が世界投資総額の0.1%以下になれば現実化するでしょう。 それより多くても起こるのならば、日本の破綻が長期的世界的金融大恐慌の引き金るだけですよ。

このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

 /  🏆 131. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。