男子7階級が行われ、100キロ級は植岡虎太郎(日本製鉄)が5試合を勝ち抜き、大会連覇を果たした。植岡はあす6日に行われる全日本柔道連盟の強化委員会で、12月2、3日のグランドスラム(GS)東京大会(東京体育館)の代表選手に選ばれることが確実。24年パリ五輪出場へ、わずかな可能性に懸ける。
決勝では90キロ級の実力者だった増山香補(パーク24)を延長7分55秒、得意の背負い投げで一本を奪い勝利。2回戦から全5試合を技のポイントを奪って優勝し、「安心した。1試合目から足(技)が出ていたが、自分の武器は背負い投げなので。(連覇の)プレッシャーに勝ててうれしい」と第1シードでの戴冠を喜んだ。 天理大4年だった昨年の大会を制覇。その後、12月のGS東京大会でシニアの国際大会デビューを果たすも3位で、パリ五輪代表争いに食い込みきれなかった。しかし東京五輪金メダルのウルフ・アロン(パーク24)、21〜23年世界選手権代表の飯田健太郎(旭化成)がともに低迷し、同級のパリ五輪代表争いは迷走。講道館杯を連覇した植岡にもラストチャンスがめぐってきた。
大会を視察した男子日本代表の鈴木桂治監督も、「ズドーンと優勝したら(インパクトは)大きい。(可能性は)ゼロではないという気もしている」と話し、ウルフと飯田以外が五輪切符をつかむ可能性を示唆した。「意識し過ぎると硬くなる」と話す植岡本人も、「とりあえずGS東京に優勝して、それで先が見える」と1カ月後に迫った大一番に集中する構えだ。 「虎太郎」の名は、大の阪神ファンだという母が命名したもの。岡田監督よろしく、五輪を「アレ」と呼んでいるそうで、「あまり口にしない方がかなうのかなと思う。岡田監督の真似をしています」と植岡。日本シリーズ第7戦のプレーボールが迫り、「急いで(着替えて試合を)観たいなと思います」と気もそぞろにミックスゾーンを後にした。
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