いう「１８」を背負う意義や重圧、さらには後継者の話まで。球団創設９０周年を来年に控え、３世代のエースが語り合った。（構成＝井上 信太郎）桑田（以降桑）「僕は大阪育ちですけど、大の巨人ファンで、夢はジャイアンツでエースになること。作文にも書いて、ずっとやってきました。１８番をつけられるとは思っていなかったので、近い背番号をもらって近い成績を残したいという思いでした」
菅野（以降菅）「入った時は杉内さんがつけられていて、１９番という素晴らしい番号をもらえたので、途中で変わるとは夢にも思ってなかった。９人しかつけていないのを知って、本当に特別な番号だと、改めてその重みを感じます」桑「体が小さくてコンプレックスがあったんですけど、同じような体格の堀内さんがこれだけの成績を残されていた。堀内さんと出会って、何とかやれるんじゃないかなと自信を持たせてもらいました。堀内さんの前に１８番をつけられていた藤田さんには、取り組む姿勢も大事なんだと。『真澄、お前１８番つけてんだろ。いい時に頑張るのは誰でも頑張れるけど、苦しい時、逆境の時でも１８番つけてるお前だから頑張らなきゃいけないよ』と。力をもらったなと思いますね」
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