重度のADHD(注意欠陥・多動性障害)がある23歳の息子、リュウ太は子供の頃、途方もないうっかり者でした。「この子、忘れ物がめちゃくちゃ多いな~」と気づいたのは、小学校に入ってすぐ。筆箱、水筒、傘、上着、赤白帽などなど、どこに置いてきたのか分からないどころか、無くなっていることにさえ、気づいていないこともありました。いったいどれだけの物を無くしたのか数えきれません!
小学生のときは、体操服などの持ち物を玄関のドアノブにかけておくことで、忘れずに持っていけるようにしていました。家を出るときに最後に触る部分だから、忘れっこないだろうという案です。周囲が注意を促しても自分では意識できないのがADHD。できないからこそ障害なわけですもんね。周りがフォローするしかありません。 と、頭では分かっていても、あまりの忘れ物の多さや物のなくしっぷりによく怒ったものです。人間ですもの。息子は注意されたり怒られたりをくり返して、中学2年で自分なりの工夫にたどり着きました。学校指定の大きなバッグに、全教科の教科書や問題集など、学校で必要なものを全部詰め込んで登下校するようになったのです。
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