たった1点差で南アフリカ(以下南ア)が連覇を達成したが、力的には五分五分だった。立ち上がりから目を引いたのは、南アのディフェンス。NZがフェーズ(連続攻撃)を重ねても前進を許さず、逆に防御しながら前進。結果、相手のパスミスやノックオンを誘う圧巻ぶりだった。
南アのニーナバー・ヘッドコーチのメンバー編成もさえた。大会中、FWを中心にメンバーを組み、23人のメンバーで15人をFW登録した試合もあった。リザーブにBKの選手は1人だけという常識破りの編成だったが、采配は的中している。SOポラードは大会中にバックアップメンバーから招集した一人。最終的に準決勝、決勝とこのポラードのPG、Gの成功率が勝利に直結している。 両チームの決勝メンバー46人のうち、出場した選手で12月9日に開幕するリーグワンでプレーする選手は13人。他国の代表選手を含めれば20人を超える。世界各地に強豪リーグは存在する中、超一流選手たちはなぜ、日本のリーグワンに集結するのか。その背景には、日本独自のスタイルが確固たる地位を築き上げたからだ。
2015年大会で南アを破り、日本のラグビーが世界に発信され、19年大会ではベスト8となってスピードのあるスタイルが定着した。リーグワンの各チームも素早い展開ラグビーでしのぎを削っているが、そのスタイルこそが、他の強豪国にはない日本独特の文化であり、一つの価値観を生み出している。過去に日本のチームに来る外国人選手は全盛期を過ぎていたが、本場のスピリッツをチームに植え付ける的な存在が大半だった。それが今では、世界のトッププレーヤーが成長できる場、キャリアアップを図れる場という考え方に変化したことが大きな要因だろう。もちろん、サラリーや生活環境の充実も重要な要素になっている。 4年後の27年オーストラリア大会を目指す選手たちにとって、リーグワンは世界のトッププレーを体験できる貴重な場だ。W杯の次は、リーグワンで金の卵を探そうと思う。(99、03年W杯日本代表フッカー・坂田正彰)
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