パワーユニットは、ヤリスには直列3気筒1Lと1.5Lのノーマルエンジン、1.5Lのハイブリッドがある。ノートはハイブリッドのe-POWERのみだ。直列3気筒1.2Lエンジンが発電を行い、その電気を使ってモーターを駆動する。両車ともに全長が4m前後のコンパクトカーで、ヤリスの外観には丸みを持たせた。リヤゲートの角度も寝ている。ノートは少し直線的で、シャープな印象だ。ヤリスは「自分のクルマ」というパーソナル感覚が強い。ノートは少しボディが長いこともあり、ファミリーで使う雰囲気を感じさせる。インパネなどのデザインは、ヤリスは馴染みやすい印象だ。ATレバーは、ハイブリッドも前後に動かすタイプで、幅広いユーザーが扱いやすい。メーターの視認性、エアコンスイッチなどの操作性も優れている。
ノートは全高が1520mmと若干高く、リヤゲートの角度も立たせたから、後席の着座位置は若干高く腰が落ち込みにくい。全長とホイールベース(前輪と後輪の間隔)がヤリスを少し上まわり、足元空間にも余裕がある。前述の測り方で、後席に座る乗員の膝先空間は握りコブシ2つ弱だ。荷室の奥行寸法は、ヤリス、ノートともに大差はない。ノートはリヤゲートの角度を立てたから、背の高い荷物も比較的積みやすい。ヤリスはリヤゲートを寝かせたから、開閉ヒンジが前寄りに装着される。そのためにリヤゲートを開閉した時に、後方への張り出しが小さく、狭い場所でも荷物を出し入れしやすい。それぞれに異なる特徴がある。収納設備は、特に凝った機能は見られないが、両車ともに実用的には十分だ。運転席から後ろ側を振り返った時の後方視界は、ボディスタイルが水平に近いノートが少し見やすい。ヤリスはサイドウインドーの下端を後ろに向けて持ち上げたから、視界を少し損なった。その代わり外観に躍動感が演出されている。
ハイブリッドは、モーター駆動の併用で実用回転域の駆動力が高い。アクセルペダルを踏み込んだ時、3気筒特有の粗いノイズが稀に聞こえるが、その頻度は少ない。そして燃費性能が抜群に優れている。ハイブリッドXのWLTCモード燃費は36km/Lだから、日本で購入可能な4輪車ではナンバーワンの数値を誇る。上級グレードのハイブリッドZでも35.4km/Lだ。
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