パッと見に明らかに変わったのはシフトコンソール。前方に向かってコブラが首をもたげるように生えたバイワイヤのシフトレバーから、シトロエン『C4』辺りと同じく指を突っ込んで上下スライドさせるトグル式レバーに変更された。手のひらから手首を支えるように、カーボン風型押しのパームレストも追加された。トルコンの8速ATである点は同様だが、何せ室内空間で目立つド真ん中で、ドライバーが頻繁に手で触れる部位だけに、初期モデルから微妙なようで大きく異なる細部といえる。
だからこそ「GT」ともなれば、アルカンタラ&テップレザーのコンビによるスポーティなシートと、70年代のスポーツカーのようにオーバーハング気味の形状で、表面にカーボン風の型押し処理が施されたダッシュボードを備える。そこにライムグリーンのステッチやアンビエントライトが走っていて、じつにピリッとしている。 とはいえ発進から低速域の加速は、ディーゼルのグイグイ感を押し出してくるより、ガソリン版のおっとりした振る舞いに多少、上のせした力強さを感じられる程度。おそらく燃費を心配しての制御だと思うが、むしろ大人しいとすら感じた。 ただ、それ以上に乗り手に満足をもたらすのは、プジョーらしいクイックなシャシーだ。荷重移動を使うほどに横方向へもスナップが効いてくるような、敏捷なハンドリングと低重心ゆえのスタビリティが矛盾せず同居している様は、もはやSUV離れしている。乗り心地も必要以上に固くなく、初期ロールやしなりもしっかり感じられる。それでいて、渋滞場面で使えるストップ&ゴー機能を備えたアクティブクルーズコントロールをはじめ、レベル2の最新ADAS機能も充実している。
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