があり、小西さんも出演されていました。紙袋の中にめがねのほかお菓子ばっかりで「もう食べている暇がない」と大変な時期だったようですが、こうした追い込みの時期、残り時間ががわずかというときに、なおもこれを徹底的にやるしかないと気合いを込めて手がけられたのはどういった部分でしたか?いったん完成形になった状態でも、まだ人様にはお見せするレベルにないようなカットが含まれているので、直し続けるリテイクの工程があり、それをやっていました。監督が一番こだわっているのが「みう」でした。すでに上がっていたカットにも「絶世の美女なんだから顔をよくして」ということだったので、直しを入れました。同じように、病室のカットにも手を入れました。この最終段階では、小西さんは時間があまりなくて試写にも行けなかったとのこと。「焦って絵が描けん」とツイートしておられましたが、焦って描けない、けれど描かなければならないというときは、どうするのですか?これはもうしょうがないですよね、描けなくても描き続けるしかないです。そのうち描けるようになってきます。描かなければいけないけれど描けない時って、本当にモヤモヤするんです。普通なら描
があり、小西さんも出演されていました。紙袋の中にめがねのほかお菓子ばっかりで「もう食べている暇がない」と大変な時期だったようですが、こうした追い込みの時期、残り時間ががわずかというときに、なおもこれを徹底的にやるしかないと気合いを込めて手がけられたのはどういった部分でしたか?いったん完成形になった状態でも、まだ人様にはお見せするレベルにないようなカットが含まれているので、直し続けるリテイクの工程があり、それをやっていました。監督が一番こだわっているのが「みう」でした。すでに上がっていたカットにも「絶世の美女なんだから顔をよくして」ということだったので、直しを入れました。同じように、病室のカットにも手を入れました。この最終段階では、小西さんは時間があまりなくて試写にも行けなかったとのこと。「焦って絵が描けん」とツイートしておられましたが、焦って描けない、けれど描かなければならないというときは、どうするのですか?これはもうしょうがないですよね、描けなくても描き続けるしかないです。そのうち描けるようになってきます。描かなければいけないけれど描けない時って、本当にモヤモヤするんです。普通なら描けるものが焦りのせいで描けないときは、焦りがさらに増して、叫びたくなります。30分ぐらい経つとちょっと落ち着くので、それでなんとか、というところです。回想シーンに入ってのモノローグの部分です。同じ人の発声とは思えないけれど、あれは肉子ちゃんの声で演じているけれど、ディレクションでそういう声色にしている、というものなんです。演出もあるけれど、天才女優である大竹しのぶさんの、まさに天才たる部分をわかりやすく見せられたなと思いました。声優さんが役によって演じ分けるのとはまた違うものですね。あの部分の声は肉子の人格的な「コア」らしいです。この声は最後にも「おめでとう」の部分で登場します。僕は最初、何も知らずに「おめでとう」を聞いたとき「声が変わっちゃっていいのかな?」と思っていたんですが、回想シーンと合わせてのディレクションだと気づいて「おお……」と納得しました。実は作画もあそこは、あえて違和感を出しているんです。わからないと目の動きが、ちょっとホラーじゃないですか?(笑) 涙の話と関係がありますけど、ここは違和感を入れているんです。気づく人には考えてもらえるように。このお話は「人」の「格」の話でもあるのではないかと。あの大竹さんの声は「美しさ」を表現している。あくまで私個人の解釈ですが。
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ソース: gigazine - 🏆 80. / 51 続きを読む »