今日11日、気象庁はこの先の 1か月予報 を発表。この先1か月の気温は全国的に平年より高い見込みです。また、沖縄、九州〜東北にかけてを対象に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。4月17日頃〜この時期としては10年に1度レベルの高温予想。早い時期から暑さ対策を。降水量は各地とも「平年並み」で、日照時間は「平年並みか少ない」予想です。春らしく短い周期で天気は変わり、晴れの天気はなかなか続かない見でしょう。特に、北日本は4月中旬ごろ、東・西日本は4月下旬ごろに、曇りや雨の日が多くなり、この時期としては晴れる日が少なくなりそうです。気温はこの先1か月を通して、全国的に高い予想ですが、中でも期間の前半に「かなり高くなる」見込みです。沖縄・奄美、九州南部は17日頃から、九州北部は18日頃から、中国地方は19日頃から、また、四国、近畿、東海、関東甲信、北陸、東北は4月20日頃から、この時期としては「10年に一度」レベルの高温が予想されています。今週末にかけても全国的に気温が高く、13日・14日は九州〜東北まで最高気温が25℃以上の夏日が続出します。関東は15日も東京都心を含む広い範囲で夏日が予想
※高温に関する早期天候情報は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。6日先から14日先までの期間で、5日間平均気温が「かなり高い」確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます。①ペットボトルや水筒に入った飲み物を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。 ②日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。④冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。春でも車内の熱中症に注意
2019年5月8日に屋外駐車場で実施した実験では、外気温が23.3℃〜24.4℃であったにもかかわらず、直射日光の当たる場所に駐車した車は、計測開始時25℃だった車内温度が約2時間後に、軽ワゴン車で39.9℃、大型SUVで46.5℃を観測しました。真夏に比べると車内温度は少し低くなっていますが、車内は高温になっていました。
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