アメリカのワシントンポストなどによりますと、書簡は、バチェレ国連人権高等弁務官に送られたもので、「ロシア軍が占領後に殺害、または収容所に送るウクライナ人の標的リストをすでに作成したと示す信頼できる情報を得ている」としています。
また、「ロシアは過去にも、標的の殺害や誘拐、身柄拘束、拷問などを行い、ウクライナに亡命中のロシアやベラルーシの反体制派、ジャーナリストや活動家、宗教・民族・性的マイノリティーなど、弱者を含むロシアの行動に反対する人たちが標的になっている」「ロシア軍が抗議デモ鎮圧のため、殺傷手段を用いる可能性が高いという信頼できる情報がある」ともしています。また、ブルームバーグは、ロシアが軍事侵攻した際、首都キエフだけでなく、北東部のハリコフや南部のオデッサ、ヘルソンなど複数の都市が標的になる可能性があるとの情報を、アメリカが同盟国に伝えたと報じています。
悪魔の帝国
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